月影の鎖の好きなところ① ・冬浦めぐみというヒロイン憂いのある眼差しが印象的。パッと見はクール系な美少女だが、ツンとしているわけではない。特に小料理屋の女将としては物腰も柔らかく聞き上手。しかし、ひとたび女将の仮面を脱ぐと、他人に対し心を閉ざしがちな、些か不器用で真面目な少女の顔が現れる。また、義兄の前では世話焼きな年頃の娘のようにもなる。ハッピーエンドもバッドエンドも説得力のあるヒロイン。大井川螢の仕込みにより家事能力が高く生に直結する調理を生業にできたこと、また護がこれでもかというほど目と心を配ってくれてること、本人が真面目な努力家で働き者であることがハッピーエンドの素地。父を喪い実母に存在を忘れられ、間もなく死別したショックから精神的成長が思わしくなく、不安定で依存気質というバッドエンドの素地もある。ひととして義母・螢を尊敬しており、螢の真似をすることで小料理屋「月の畔」の経営をこなしているが、いざ月の畔というゾーンから出ると、他人との関わりを避けがちな、内向的な素顔が出やすくなる。人当たりは決して悪くないものの、心は閉ざしがち。けれど月の畔を接点に、社会に対して決して無関心ではない。小料理屋「月の畔」は彼女にとって社会との接点であり、水槽でもある一方で、螢から受け継いだ店の理念を重んじるあまり拘泥し、身動きが取れなくなることもある。正義感や倫理観はあるほうで、困っている子どもは見捨てられないし、また、来店した客にやすらぎの場を提供したいという気持ちは決して嘘ではない。内面のキャラデザも固有性が高く魅力的だが、外見のデザインもたいへん優れている。紫ともピンクともつかぬニュアンスのある色合いの長い髪と、湖面を思わせる蒼の瞳。普段着の着物姿、仕事着の袴姿、いずれもお洒落かつ上品でとても可愛い。フェイスウィンドウの表情、ころころ変わるわけではないけど、ささやかな変化を描く差分が愛おしい。お気に入りは上目遣い。冬浦めぐみという名前、奇抜なネーミングではないながら、字面と響きが美しい。破綻するときは盛大に破綻するが、堅実な努力を積み上げていくこともできる、絶妙なバランスの上で成り立っているヒロインだと思う。 2024.10.10(Thu) 16:32 雑記
ひとりごと 母から見る自分の子って身体感覚込みだから、何だか湿っぽいし生々しい感じがする。たぶんこれがあるから“母親”ができる人と、そうじゃないほうがうまく“保護者”“母親”“親”ができる人がいる。 2024.8.10(Sat) 12:14 小声
2024年3月10日 3月8日風が強かったので気持ちが折れそうだったが、土曜はもっと風が強く気温が下がるとの予報だったので、週末の食材をスーパーへ買いに行った。3月9日友人に通話に付き合ってもらった。ユナイト、マスターに上がった。3月10日朝から家事を片付けたが、早く起きすぎて正午前後バテてしまった。せ~りで具合が悪かった。 2024.3.10(Sun) 22:55 日記