全年全月16日の投稿[14件](3ページ目)
2024年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2024年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2024年6月16日
朝の家事を終えた10時すぎ頃、慌てて子を公園へ遊びに出す。気温が高く、夕方は小雨模様になるという予報が出ていたためだ。
外遊び以降、子を夫がだいたい引き受けてくれたため、ゆっくりルンファク3ができた。
夕方、土砂降りになった。
夕飯時、ユナイト甲子園を見ていたが、何となく私の口が悪かった。
最近自分の口が悪い。素直・実直ではなく、性格が悪いな……と思う。夢見も悪い。
外遊び以降、子を夫がだいたい引き受けてくれたため、ゆっくりルンファク3ができた。
夕方、土砂降りになった。
夕飯時、ユナイト甲子園を見ていたが、何となく私の口が悪かった。
最近自分の口が悪い。素直・実直ではなく、性格が悪いな……と思う。夢見も悪い。
2024年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2024年2月16日
週末を控えているため掃除。晩御飯にお好み焼きを作ってもらうため、午前中のうちに千切りキャベツと冷凍とろろを買いにいく。
昼御飯は余りのオムライス。
子が昼寝後ユナイト。何となくピンときて久しぶりにジュナイパーをやる。昔より動きかたが分かったかも。
晩御飯時、ポケユナ学園チャンネルのライブを視聴しながらお好み焼きを食べた。
昼御飯は余りのオムライス。
子が昼寝後ユナイト。何となくピンときて久しぶりにジュナイパーをやる。昔より動きかたが分かったかも。
晩御飯時、ポケユナ学園チャンネルのライブを視聴しながらお好み焼きを食べた。
2024年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2024年1月16日
今日は子の1歳の誕生日だった。夫も休みをとってくれたのだが、昨晩家族そろって謎にはしゃいでしまい、寝るのが遅れてしまったので9時起床となった。
子が元気に1歳の誕生日を迎えられてよかった。これは本当に良かった。
起床後1時間弱でもろもろの身支度を整え買い物、ケーキ屋へ。
もちろん子はまだ食べられないけれど、3人分を買った。
帰宅し、午後は夫の誕生日プレゼント(来月)のリクエストで1年分のアルバムを作成した。
幸せな、良い一日だったと思う。
そういえば、子に初めて上下の別れた服を着せた。1歳なので。
あと拍手を本格的に覚えた。そしてEテレを受けて「だれだ?」を発声した。言葉っぽいのは初めてだったかも。
子が元気に1歳の誕生日を迎えられてよかった。これは本当に良かった。
起床後1時間弱でもろもろの身支度を整え買い物、ケーキ屋へ。
もちろん子はまだ食べられないけれど、3人分を買った。
帰宅し、午後は夫の誕生日プレゼント(来月)のリクエストで1年分のアルバムを作成した。
幸せな、良い一日だったと思う。
そういえば、子に初めて上下の別れた服を着せた。1歳なので。
あと拍手を本格的に覚えた。そしてEテレを受けて「だれだ?」を発声した。言葉っぽいのは初めてだったかも。
朝から霧のような小雨が降っていたから。月のものが近いから。最近忙しくて少し疲れていたから、とか。
牛乳屋の店先で、言葉を交わす理也と女性の様子がやけに親しげに見えて、心臓のあたりが急に冷え込むような心地がした。些細なことにつまらぬ嫉妬をくすぶらせた言い訳を、昏々と脳裏で並べながら、めぐみは自分が情けなくなって近くの路地裏へ逃げ込んだ。
あくまで遠目に見たかぎりだから、理也に見咎められていないことをめぐみは祈った。自分の醜いところなど、今まで彼の前で晒したことは数知れず――とはいえ、それでも羞ずべきだとめぐみは胸もとをきつく握り締めた。たかが、話していただけではないか。この気持ちを明かせば、少なからず理也を縛ってしまう。
(それは、駄目)
項垂れながら首を横に振る。
でも、と一片の感情が明滅する。このままやり過ごせることを祈る一方で、見つけてほしい、とも思っている。ちょうど袖の裾で、顔を覆った時だった。
「……こんな暗い所に入り込んだら、危ないですよ」
聞き慣れた、低く柔らかい声が薄暗い路地裏に舞い込んできた。せめて何でもない風に取り繕えたら良かったのに―― 袖で覆った顔の、その目尻には薄く涙が滲んでいた。
路地裏に身を潜めた女が何を考えていたのか、下手に語るより雄弁な有り様ではないか。めぐみは咄嗟に理也に背を向ける。
「ねえ、めぐみさん」
名を呼ぶ声に戸惑いは無かった。理也の声色は、あたかも全て分かっていると言わんばかりの深さを湛えていた。
理也はすっかり小さくなっためぐみの両肩にそっと手を置く。理也の体温を近くに感じ、めぐみの頬が知らず熱を持つ。しかし、理也を見返る勇気は持てずにいた。
「遠目に貴女を見つけて、すぐに切り上げて貴女を追ってきたんです」
「そう、……なんですか」
理也にも、理也と話していた女性にも申し訳なくなって、相槌はぎこちなく震えてしまった。
「最近はね、少し淋しく思っていたんです」
(え、)と、思わぬ言葉にめぐみは思わず顔を上げる。落ち着いた声で理也は続けた。
「俺が誰と話していても、平然としていることが増えて……それはそれで、俺への信頼が感じられるようで嬉しかったんですよ」
―― 本当ですよ?
悪戯っぽく微笑む彼の表情が想像できて、めぐみは振り返りたくなったが、涙に濡れて赤らんだ顔を見られたくなくて何とか堪えた。
細い肩の形を確かめるかのように、両手で宥めるように撫でながら、理也は語る。
「でもね、久しぶりにめぐみさんの可愛いやきもちが垣間見られて、不謹慎ですけど、少しだけ……嬉しくなってしまいました」
とうとう堪えられなくなって、めぐみは理也へと向き直る。理也は桔梗色の目を優しげに細め、ただただめぐみを見つめていた。その頬は淡く紅潮しているように見えたけれど、雨上がりの夕空のせいかもしれなかった。
「ひどいひと……」
「……すみません」
言葉とは裏腹に理也は悪びれることなく朗らかに笑い、めぐみの両手を取る。互いの息が触れそうな距離まで身を寄せると、小首を傾げながら、めぐみに囁いた。
―― 許してもらえますか?
ずるいです、と。
微かな喜びを含んだ、女のささやかな訴えは、重なった二つの唇の奥に溶けて消えていった。