蝋梅書屋
Wintersweet Den

日々思ったこと、作品に触れて考えたこと等の整理・備忘

No.216

2025年7月16日
8月に流産し、12月初旬に3回目妊娠が確定して以降、日記を書くのを意識的にやめていた。
8月の流産で、やはり妊娠過程とはどう転ぶか最後まで分からないということを痛感した以上、途中で何かしら書き残すことは気が咎めた。
とりあえず、妊娠高血圧(腎症)を再発することなく、ぶじに予定帝王切開の日を迎えられた。

●つわり
第1子、流産時に較べればへのかっぱであった。何しろ外出してショッピングとか出来てた。ただ、夜になるとちょっとぐったりしていた。
ただし、1月に貧血を言い渡される。12月からとにかく朝が起きづらくひたすらダルかったのはそのせいだったのだろう。12月は極端に朝起きられなかったので恐らく眠りづわりだった。つわりコンプリートした(?)

●安定期
つわりが大したものじゃなかった分、逆に「安定期」感が薄く、じわじわ体が動きづらくなる途上という感じだったかも。恥骨が痛くなるのが早かったのもある。まあ確かに3月は比較的元気だったかも?ただ、胎児の性別が分かり、かなり色んなことを考えてしまって精神不安定になっていた。
また、1子を産んだ総合病院に早々転院することになった。振り返ると、白衣血圧が上130に乗ってたのもあるか。ここから1子連れ総合病院通いチャレンジが始まった。
夫ががんばってせっせとポテサラ作ってくれてたな……。
また、個人産院ラスト診察で尿糖が出てかなり精神が乱れた。何事もなく終わったから言えることだが、産院に行く前に大福を食べちゃったから、だとは思う。とはいえ、ここから糖質量も気にし始めたのは、結果的には良かった。

●妊娠中後期
白衣血圧というか、妊娠状態で1子連れ産院通いが物理的にしんどすぎて血圧が上がっていたようなので、血圧計測タイミングのコツ(?)が分かれば、ボチボチな血圧数値を提出できた。
夫がバテ始めたのでポテサラは無くなったが、トマトとブロッコリーをせっせと食べるようになる。
お菓子も食べ過ぎないようかなりセーブをかけていた。ケーキやアイスなど大きめの甘味は1日間隔を空ける、など。結局、尿糖+を指摘されたのは3月の1回きりだったが、どうも胎児の発育がたいへん順調(平均上ギリギリ)なのが却って「巨大児の恐れ有りなのでは……」という不安を掻き立て、甘味制限をついぞ終わらせなかった(……)
しかしながら、自分という人間がいかに甘味を生活の彩りにしているかを改めて思い知った。やはり甘味制限はそれなりにストレスだったため、食い出のあるヨーグルトを新たに求めた。ブルガリアヨーグルトホームメイドとの出会いから、ヨーグルト1日200g生活が始まった。
思い出としては、ポケモン工芸展だろうか。1回目の妊娠時もポケモン恐竜博物館に行った。似たようなタイミングで足を運んだため、思い出深い。
そしてまた貧血になった。ただ、胎盤が大きいため、血流がいい証拠とも言われ、複雑な気持ちに……。

●臨月手前
実母が手伝いを提案してくれていたが、夫が完全にバテていたため、断る羽目に。それなりに不満だったが、まあこれも一つ「貸し」としようという浅ましい思いとともに6月を走りきる覚悟を決める。龍ファクを買って結構やり込んだ。1子に対し著しく我慢と迷惑を強いたと思うが、もはやろくに体も動かないし精神は乱れぎみだし、いかんともしがたかった。
龍ファクの前にリアル・ソシャゲともに関裕美の関連イベントが入ってきたのは予想外だった。1子出産の直前(ちょうど産休に入る前)にも関裕美報酬チョコレモイベントがあったのを思い出すと、何だかふしぎな心地がした。5月時点で遠出に限界を感じていたため、レジャフェスのあったモンキーパークには、静岡の友人に無理を言って付き合ってもらった。短い滞在時間ではあったものの、幸運なことにアナウンスを聴くこともできた。本当に感謝しかない。
しかしながら、6月は本当にしんどかった。どれくらいしんどかったというと、スマホのカメラをまともに構えられないくらいしんどかった。

●臨月
体が重くて、立ち上がるのにも限界を感じつつ、とにかくもう限界だ……と思いながら、最低限の家事をまわし、1子の生存権の保持を心がけた。何をするにも息切れする。しかも暑くてほぼ外に出られない。調子が良ければ朝8時に外に出たりもしたが、夜うまく眠れないこともあり困難になった。1子の便通がかなり心配であったが、いやもうどうしようもなかった。猛暑日翌日は胎盤剥離リスクが高まるとも知り、期日前投票すら行くタイミングを思いあぐねた。もし予定日が8月とかで、外に出られない日がもっと続いたかと思うと、7月上旬に済んでよかったな……と思う。

日記

■蝉野芥子

月影の鎖とpkmnが大好き。好きなキャラを軸に乙女ゲーム的関係性を思索するのが好き。家族(二親等内)も大事。lit.link