2024年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
月影の鎖の好きなところ②
・攻略対象がみんな真面目な市民
真面目に生きる人間が好きなのでポイントが高い。アウトローがいないのも個人的に重要。暴力に恃むアウトローを愛せないため……。
望月理也・猪口渉・大井川護は言及するまでもない。
権謀術数に長ける神楽坂響も、行動原理自体は島のこれからを思ってのもので、無理を押して尽力している。
一見は得体の知れない常連客である榛名望も、会社員としては実直であり、親しいと認めた猪口やめぐみが苦境にあれば助力は惜しまない(ただし花柳街ifは除く)
藤堂兄弟もそれぞれの仕事、信じるものに対して妥協は許さないタイプである。
皆揃って真面目なところが魅力的。一方で真面目が故に思わぬ部分が鎖となり囚われてしまったりする。そこがいい。
真面目に生きる人間が好きなのでポイントが高い。アウトローがいないのも個人的に重要。暴力に恃むアウトローを愛せないため……。
望月理也・猪口渉・大井川護は言及するまでもない。
権謀術数に長ける神楽坂響も、行動原理自体は島のこれからを思ってのもので、無理を押して尽力している。
一見は得体の知れない常連客である榛名望も、会社員としては実直であり、親しいと認めた猪口やめぐみが苦境にあれば助力は惜しまない(ただし花柳街ifは除く)
藤堂兄弟もそれぞれの仕事、信じるものに対して妥協は許さないタイプである。
皆揃って真面目なところが魅力的。一方で真面目が故に思わぬ部分が鎖となり囚われてしまったりする。そこがいい。
ひとりごと
私、終ヴに対してはまさしく「夢破れた」と表現するのが相応しいんだろな。
月影の鎖の好きなところ①
・冬浦めぐみというヒロイン
憂いのある眼差しが印象的。パッと見はクール系な美少女だが、ツンとしているわけではない。特に小料理屋の女将としては物腰も柔らかく聞き上手。しかし、ひとたび女将の仮面を脱ぐと、他人に対し心を閉ざしがちな、些か不器用で真面目な少女の顔が現れる。また、義兄の前では世話焼きな年頃の娘のようにもなる。
ハッピーエンドもバッドエンドも説得力のあるヒロイン。大井川螢の仕込みにより家事能力が高く生に直結する調理を生業にできたこと、また護がこれでもかというほど目と心を配ってくれてること、本人が真面目な努力家で働き者であることがハッピーエンドの素地。
父を喪い実母に存在を忘れられ、間もなく死別したショックから精神的成長が思わしくなく、不安定で依存気質というバッドエンドの素地もある。
ひととして義母・螢を尊敬しており、螢の真似をすることで小料理屋「月の畔」の経営をこなしているが、いざ月の畔というゾーンから出ると、他人との関わりを避けがちな、内向的な素顔が出やすくなる。
人当たりは決して悪くないものの、心は閉ざしがち。けれど月の畔を接点に、社会に対して決して無関心ではない。
小料理屋「月の畔」は彼女にとって社会との接点であり、水槽でもある一方で、螢から受け継いだ店の理念を重んじるあまり拘泥し、身動きが取れなくなることもある。
正義感や倫理観はあるほうで、困っている子どもは見捨てられないし、また、来店した客にやすらぎの場を提供したいという気持ちは決して嘘ではない。
内面のキャラデザも固有性が高く魅力的だが、外見のデザインもたいへん優れている。紫ともピンクともつかぬニュアンスのある色合いの長い髪と、湖面を思わせる蒼の瞳。普段着の着物姿、仕事着の袴姿、いずれもお洒落かつ上品でとても可愛い。
フェイスウィンドウの表情、ころころ変わるわけではないけど、ささやかな変化を描く差分が愛おしい。お気に入りは上目遣い。
冬浦めぐみという名前、奇抜なネーミングではないながら、字面と響きが美しい。
破綻するときは盛大に破綻するが、堅実な努力を積み上げていくこともできる、絶妙なバランスの上で成り立っているヒロインだと思う。
憂いのある眼差しが印象的。パッと見はクール系な美少女だが、ツンとしているわけではない。特に小料理屋の女将としては物腰も柔らかく聞き上手。しかし、ひとたび女将の仮面を脱ぐと、他人に対し心を閉ざしがちな、些か不器用で真面目な少女の顔が現れる。また、義兄の前では世話焼きな年頃の娘のようにもなる。
ハッピーエンドもバッドエンドも説得力のあるヒロイン。大井川螢の仕込みにより家事能力が高く生に直結する調理を生業にできたこと、また護がこれでもかというほど目と心を配ってくれてること、本人が真面目な努力家で働き者であることがハッピーエンドの素地。
父を喪い実母に存在を忘れられ、間もなく死別したショックから精神的成長が思わしくなく、不安定で依存気質というバッドエンドの素地もある。
ひととして義母・螢を尊敬しており、螢の真似をすることで小料理屋「月の畔」の経営をこなしているが、いざ月の畔というゾーンから出ると、他人との関わりを避けがちな、内向的な素顔が出やすくなる。
人当たりは決して悪くないものの、心は閉ざしがち。けれど月の畔を接点に、社会に対して決して無関心ではない。
小料理屋「月の畔」は彼女にとって社会との接点であり、水槽でもある一方で、螢から受け継いだ店の理念を重んじるあまり拘泥し、身動きが取れなくなることもある。
正義感や倫理観はあるほうで、困っている子どもは見捨てられないし、また、来店した客にやすらぎの場を提供したいという気持ちは決して嘘ではない。
内面のキャラデザも固有性が高く魅力的だが、外見のデザインもたいへん優れている。紫ともピンクともつかぬニュアンスのある色合いの長い髪と、湖面を思わせる蒼の瞳。普段着の着物姿、仕事着の袴姿、いずれもお洒落かつ上品でとても可愛い。
フェイスウィンドウの表情、ころころ変わるわけではないけど、ささやかな変化を描く差分が愛おしい。お気に入りは上目遣い。
冬浦めぐみという名前、奇抜なネーミングではないながら、字面と響きが美しい。
破綻するときは盛大に破綻するが、堅実な努力を積み上げていくこともできる、絶妙なバランスの上で成り立っているヒロインだと思う。
ひとりごと
切り替えてミストニを進めることにしたけどやはりこの表示形式のほうが読みやすい
音声も入ってきやすい、ぽい
慣れだとは思うけども……今はさくさく読みたい気分だから一旦置いて正解だった
音声も入ってきやすい、ぽい
慣れだとは思うけども……今はさくさく読みたい気分だから一旦置いて正解だった
錯乱パラノイアは、突然の水道税実施により惹起された市内の混乱を巡り、物語が展開する。
新聞社に勤める義兄や、混乱の渦中で民衆を導かんとする神楽坂たちと話をする過程で、主人公であるめぐみも彼女なりに考えて島の問題に向き合おうとする。
特に神楽坂ルートに至っては、本土の議員にまで地味な根回しを行って深海を追い込み、島の人心をまとめ、市が直面する問題を個々人の問題と捉え、各人で考えていくよう促す様が描かれている。
多少なりとも、「身近な政治問題に関心を持とう」がテーマの一つであることには間違いない。中央政界の政局ではないにしろ、残月島紅霞市という小さな地方自治体を舞台に、身近な政治問題に向き合おうとする人々を描いたエンタメ作品は珍しいように思う。
ゲーム外ながら、キャラTwitterも国政選挙の際には投票を促すポストをしてたりする。