蝋梅書屋
Wintersweet Den

日々思ったこと、作品に触れて考えたこと等の整理・備忘

2024年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ひとりごと
自分の代弁者なんていない
という事実が、さみしいのかどうなのか、分からない

小声

ひとりごと
指でスマホお絵描き無理!指でつど拡大しながらちま……ちま……描いてる時間あったら、ぶ、文章書きたい……!となった。
自分にとっての文章の位置付けと絵の位置付けが分かる(絵に対しては“集中”しきれないふしがあるから、ホント半端だな……)
自分の文章はいつでも読み返せるけど、自分の絵はあんまり振り返りたくないしな……

小声

月影の鎖の好きなところ⑤
・叙情的かつ耽美なバッドエンド
何と言っても主人公と攻略対象の人格や選択に依拠・起因するバッドエンドの多彩さが特筆すべき魅力である。
唐突と評されがちな猪口依存エンドで私は冬浦めぐみに落っこちたのでもはや言うことがない。あの局面で頭がすっきりしちゃうのもまためぐみの一側面である。
いずれのバッドエンドも事故や他殺による死亡エンドではなく、情緒的な堕落や破綻、心中、離別を美しく描いたものが多い。現実の破滅や死は全然美しくなかろうが、フィクションを読む限りはなるべく耽美なほうが個人的には嬉しい。あとリョナ趣味もあまり無いので猟奇的でないのもありがたい。
個人的な嗜好だが、陰のある女が好きというより、心に陰のある女が自らの陰に蝕まれて自滅あるいは破滅する物語が読みたいらしく、月影の鎖はその願望をしっかり満たしてくれた。
余談ながら、溺愛ものな表現が少なかったことも好みと噛み合っていた。
紅霞市に生きる市民としての彼らを描いた錯乱パラノイアをこよなく愛しているものの、狂爛モラトリアムにおいて、月影名物というべき依存エンドは更にバリエーションを増し、その世界観と人物描写をいっそう深めるFDとなった。

雑記

月影の鎖の好きなところ④
・日本情緒のある世界観
自分の情緒が日本の風景、特に田舎の風景に多く紐付くため、舞台が(ネオ)大正末期の風光明媚な離島なのは嬉しい。
首都圏ではなく地方にルーツを持つ人が、本人の胸のうちで、故郷の位置付けを(前向きに)再確認する話が好き。
衆愚表現こそあるものの、社会的に警戒を要する異常性癖者や常軌を逸したサイコパスなど、極端な表現を要するキャラクターがいないのも好ましかった。

雑記

■のから

月影の鎖とpkmnが大好き。好きなキャラを軸に乙女ゲーム的関係性を思索するのが好き。家族(二親等内)も大事。lit.link